本棚整理『バガヴァッドギーター』

Yoko

2020年05月09日 09:53


おうち時間で「本棚整理」をしています。


何ヶ月も前から読んでて
なかなか進まない本
『やさしく学ぶYOGA哲学 バガヴァッドギーター』






古代インド叙情詩『マハーバーラタ』の一篇。
バガヴァッドギーターとは『神の詩』という意味。


難解で読みにくいとのウワサだったので
『やさしく学ぶ』というタイトルに惹かれ
この本を購入しましたが



それでも
私にとっては難解でしたヽ(´o`;






内容は
親族同士で戦争をすることに悩むアルジュナと
神の化身クリシュナが対話する形。
ヨーガ(哲学)や実践について解かれています。




バガヴァッドギーターは
マハトマ・ガンジーの愛読書として有名


ギーターで語られる「無私の奉仕」が
ガンジーに大いに刺激を与えました。



ガンジー曰く

「私は山上の垂訓(新約聖書のなかのイエスの教え)にさえ見つけられない慰めをバガヴァッドギーターに見つけました。失望が私をじっと見つめてくるとき、一人きりで一筋の光明も見えない時、私はバガヴァッドギーターに帰ります。」


「するとそこかしこに詩を見つけ、私はたちまち笑顔になります。それが圧倒されるような悲劇のただ中にあっても、私はたちまち笑顔になります。」





ギーターの内容を
凡人の私が実践出来るかは
大いにあやしいのですが




「己に課せられたことを、結果に執着せず、無心に専念すること」


「この世の物事のすべては、移り変わる。その変わりゆく性質は止めることができないと理解し、受け入れる」


「アートマン(真我)は生まれることもなく、死ぬこともない。肉体が滅びても、君自身の本質が滅びることはない。」


「アートマン(真我)は変化することがない。この本質が世界のすべての本質であるということを知れば、君が悲しむ正当な理由はないだろう。」


「生と死の間に生きる者は、
飛ばされた矢が通り過ぎるように、
一時的に形をもって現れているだけ。
一体そのどこに悲しむ理由があるというのか?アルジュナよ。」












このように
各所に大切なことがたくさん書かれています。



何度か再読すべき本かと思います。
また
悩んだ時にパッとめくると
納得の言葉が得られるかもしれません。



運動としてのヨガだけでなく
哲学や生き方としても学びたいかたには
おススメの一冊です。
















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